コーチングとは?

あなたが達成したいゴール(目標達成)へ向かって走り続ける中、伴走者として着実に目標達成ができるように支援するのがコーチングの役割です。
働く人の既成概念(意識や思考)を見直すことから始まります。
外部研修とイーラーニングに任せっぱなしでは、個々の従業員のスキルアップを図るのには不十分です。人材育成を行ううえで用いられる主要な取り組みをご紹介します。
どれが優れていてどれが劣る、というものではありませんが、それぞれの特長を理解し、目的に合せて活用するのが望ましいといえます。

3つの比較
コーチング
- 目標を決めてそこへ向かうまでのサポート
- 眼前にある壁や課題に向き合い、解決し行動の選択肢を増やす
- 個人別の完全オーダーメイド
研 修
- 概念や知識を体系化して習得する
- 学びや気づきを促すが、個別スキルやニーズに合致させることは不可能。
- 研修を外部委託すると、ノウハウが社内に蓄積できない。
コーチングを知る

働く人の意識や思考が変わり企業も変わり労働環境も変わり働き方改革が推進できます。働き方改革をコーチングで側面から支援します。
どちらか一方ではなく、この両輪の改革があってこそ、業績を安定または向上させながら働く環境も向上することのできる、企業と働く人にとってWin-Winのモデルとなるのです。

コーチングの導入
エストの働き方コーチングでは、働きやすさを追求するためにできることを、経営層、部長・課長などのマネージャー、社員それぞれの立場で考え、行動するための支援を行います。
働き方を変えるための意識改革を推進するには、決断力と行動力そして「必ず達成するんだ」という強い意思が必要です。ひとりでは良いアイディアが浮かんでも行動し続けることは困難です。また、「本当にこれで正しいのか」と悩むことも、ときにはあるでしょう。コーチを通して自分と向き合い、目の前に現れるもやもやとした霧を晴らしながら、強い意志をもって前進します。
「ひとりでは達成しえないことも、応援してくれる人がいれば頑張れる気がする・・」そんなやる気になっている方こそ、コーチングで可能性を引き出し、成果を上げることができる人なのです。

ステップ
① |
◆ 困っていること、会社で求められていること、目の前にある課題、達成すべき目標が決まっているなど…から目標を決める。 ◆ 目標(ゴール)は、達成できたかどうかを第三者と共に測れるものとする。 例)プレゼン力のアップ → 3か月の間に人前で話す機会を10回つくる 例)営業力を上げる(成約率が低い) → 1年間で成約率を30%上げる 例)部下とのコミュニケーションを改善したい → チーム目標をつくり四半期ごとにレビューする仕組みをつくる。 |
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② |
◆ 目標を設定しても簡単にクリアできるものではない。ダイエット宣言しても思いどおりにはなかなかいかない。 ◆ 行動を阻むものは?行動するうえで気がかりなのは?目標に向かう前に片づけておかなくてはいけないことは?心に潜むわだかまりは? ◆ 自覚している課題と、自覚していない課題がある。それらを明確にしていく。 |
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③ |
◆ 課題を明確にした後、解決策を考える。 ◆ ひとりで考えていると行動に制約がかかったり、限定されたり、無限ループに陥ったりする。 ◆ 冷静かつ客観的に様々な視点から解決策を考える。 |
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④ |
◆ アクションプランができたら実行する。 ◆ 行動計画は、「約束を守る」「あいさつを毎日励行する」などから、「今週中に新規案件 成約1件」など ◆ 状況に合わせて大きいものから小さいものまで自由に設定。 |
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⑤ |
◆ 実行してみてどうだったか、期待どおりであったか、うまくいかなかったか、うまくいったのなら、成功パターンをつかみ、何度も再現できるように磨く。 ◆ うまくいかなかった場合は、どこがうまくいかなかったか、次はどうしたら良いかを考える。 |
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⑥ |
◆ うまくいかない、または次のステージを目指す場合は、上記②~⑤を繰り返す。 *繰り返しを重ねてゴールを目指す |
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⑦ |
◆ 当初に決めた目標に対して、どのような成果が見られたか? 成功した要因は? ◆ さらに、頑張れるとしたらどんな目標を設定するか? についても考察する。 |
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上記のように目標達成を主眼に置いて行動計画を立ててレビューを続けますが、これら対外的(会社向け)の効果と同時に、その人の内面の効果についても実感することが多いはずです。
内面とは、たとえば次のようなものを指します。
・目標達成できたことからくる自信、自己実現の意識
・頭の中を整理する習慣づけ
・考えを言葉にする習慣づけ
・自分のことが客観視できるようになる
・事実と感情とを分けて考える
これらの効果に本人が気づき、意識的に活用することで、その人のかけがえのないスキルや強みとなって昇華していきます。