安倍首相主導の働き方改革実現会議

安倍政権は「働き方改革実現会議」を9月に立ち上げた。
この背景として、政府が6月に閣議決定した「ニッポン一億総活躍プラン」の新たな三本の矢として、誰もが活躍できる一億総活躍社会を創っていくため、
1.戦後最大の名目GDP600 兆円」
2.希望出生率 1.8%
3.介護離職ゼロ
という強い大きな目標を掲げ、これら3つの実現に向けて「働き改革」を重要な手段として位置付けている。

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働き方改革実現会議は議長・安倍首相、働き方改革担当・加藤勝信大臣の下、2016年10月13日の初会合では「働き改革は、社会問題であるだけでなく、経済問題です」と強調し、次のテーマを示した。

実現会議で取り上げる9項目のテーマ
看板を掲げる様子
①非正規雇用の処遇改善(同一労働同一賃金)
②賃金引き上げと労働生産性の向上。
③長時間労働の是正。
④転職・再就職支援・人材育成、格差のない教育問題。
⑤テレワーク、副業・兼業など柔軟な働き方
⑥女性・若者が活躍しやすい環境整備
⑦高齢者の就業促進
⑧病気治療・子育て・介護と仕事の両立。
⑨外国人材の受入れ

「働き方改革」が普及すれば、賃金の安定化、労働人口や余暇時間の拡大によって、消費が促進され経済成長へつながるというシナリオになります。そのためには、働き方改革の制度というシステム変更に加えて、働く人の意識改革(マインド変化)が重要であり、それにはコーチングが有効であると考えている。
今後、この実現会議をウォッチングしながら、コーチングの役割を解説していく。

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